『 京都ミネラルショー 』出展 〜 ありがとうございました!

『 京都ミネラルショー 』出展 〜 ありがとうございました!

遅ればせながら、
京都ショー(『石ふしぎ大発見展』)にて
お立ち寄りいただいた皆さま、
ありがとうございました!

たくさんの皆さまにお立ち寄りいただき、
その中には、忘れられない出会いもあり
とても思い出深い時間となりました。

最終日の最後に、
お立ち寄りいただいた年配のお客さま。

しばらくテーブルにいてくださったので、
”京都の方なのか”とお尋ねすると
”四条大宮や”とおっしゃり、
滞在中、四条烏丸のホテルに泊まっていたので
なんとなく地理が分かり、
”四条烏丸から少し歩いたところですね”と
少し”分かった風な”ことを言った私に、
”そうそう”と笑顔で答えてくださる。

その日たまたま
朝食の予約をしていた店へと急いでいた時、
その付近を歩いていたので
なんとなく雰囲気を感じていた。

一軒家風の”昔は商売をしていたのかな?”という
雰囲気の家屋が何軒か見受けられたように記憶していたので、
京都の中心に近いところで生まれたお父さまの
ご両親はどんなことをされていたのか興味を持った。

”お商売されていたのですか?”と突っ込んでくる私に
”いや、商売とかはしてないよ”というお答え。

そして、
ご自分は、”滋賀で2,000頭の馬を育てている”とおっしゃる。
聞くと、若い頃にご縁があって滋賀に行くことになり、
現在もそこで競走馬を育てているとのこと。

京都で暮らしていた時間よりも、
滋賀で暮らした時間の方が長いようだったので、
私は、
”じゃあ、京都の人じゃなくて、滋賀の人じゃないですか!”と
何も考えず言ってしまった。

すると、
一瞬、間があり…
(”わ、やばい、失礼なことを言ってしまった...”)と焦っていると…
そのおじさまが、
「そうや!」と、笑い声を殺した、満面の笑みで、
(そや、あんたの言う通りやー)と答えが聞こえるような返しだった。
その笑顔で一気に心の距離が縮まったように感じた。

そこからは、その方の住んでいる家のこと、お子様のこと、
お孫さんのこと、…

お話をたくさん伺った。
自分が仕事をしていた頃は、お給料もよかったし、
今は年金をたくさんもらえるので良いけれど、
今の若い子はかわいそうやーというお話。
2、3年前に亡くなった奥さまのお話。

そして、1年に1度、大好きな石を見に、
京都ショーにいらっしゃっるというお話。

テンポ良く話してくださり、
とても楽しい時間を過ごすことができ、
心がとても温かくなる時間を過ごし

そんな時間を過ごしているうちに、
蛍の光が流れてきて、
ショーも終わってしまう時間となってしまいました。

お名前を伺い、
”また来年もお会いしましょう”と
手を伸ばしてご挨拶をすると、

キャップを被った
お父さまは少し驚いた様子でしたが、
すぐに満面の笑みで、しっかり握手をしてくださり、
お別れをしました。

”あー、片付けの時間だー”と
気合いを入れる気持ちになっていた…

そこへ!

”やっぱり、さっきのスモーキークォーツをもらっていくわ”と、
最初に見てくださっていた石をお迎えに
戻って来てくださったのだ。

ダブルポイントのスモーキークォーツ
ご興味を持っていらっしゃる様子ではあったけれど、
そんなにピンと来ている雰囲気ではなかったのに
”買ってあげよう”という気持ちを戻ってくださったようで。

最初は、”大丈夫ですよ”とお伝えしたのですが、
”いいよ、いいよ、もらっていっとこう”と。

お父さまの愛に涙が出そうになりました。
その一つの出来事だけでも、
”京都ショーに来られてよかったな”という気持ちに
なりました。

その時にいただいたお札。
大事に2つに折り畳んであったお札。
お父さんが何十年もの間一生懸命に働いて稼いだお金。

80歳に近いお父さまの愛がこもったお札は、
ずっと手元に持っておくことにしました。

お父さまが、
”2,000頭の馬が一斉に走る姿は、そりゃあ素晴らしいぞー”と。

”北海道のようですね”と言うと、
”北海道は草原だけど、滋賀は森だぞー”と手を左から右へ
馬が走る様子を表すように語る姿。
今でも心に残っている。

森を駆ける2,000頭の馬。
馬と生きる時間がお父さまの素敵な笑顔を作っているのだなと
毎日過ごす時間がとても大切だなと
改めて感じた時間でもありました。

 

ブログTOPに戻る